Wednesday, October 10, 2007

なんでジロジロ見るの?

短い来日も終わり、曇り空の東京を離れ、たった数時間前、青空が広がるロスに到着。

今回、一つ不思議な現象が起こっていた。何故か、みんな私をジロジロ見るの。どうして???今まで、そんなことなかったのに!別にネガティブな雰囲気はないのだが、すっごく珍しいものを見るかのようにジロジロ見られている感じがなんともいえなかった。しかも、そういふうに見る相手は古い友人だったり、昔の仕事仲間だったり、電車の中の知らない人、広告ティッシュを配る人、外国人、老若男女・・・

「何がそんなに面白いんだよ〜〜〜」と聞きたくなってしまうのだが、別に悪意を感じる視線でもないので、笑顔を返す。

あ、もしかしたらニコニコしているからだろうか?(でも、友人だったら、笑顔でいて当然だから、それではないような気もする。)いったい原因は何なんだろう。いろいろ想像してしまった。

「久しぶりに見たら、すげぇ老けてたよ」
「なんだかとてもヘンな格好」
「なんでいつもニコニコしているんだろう」

それとも、今の私には後光のようなものが着いていたり?!がっはっはっはっは〜!いつも自分に都合のいいように解釈してしまう癖は生活が変わっても治っていないな。

友人の話を思い出す。
「20代の頃、ある日、渋谷の町を歩いていると、何故かみんな私のことを見るの。振り返って見る人もいれば、じ〜っと向かっていく私を目を離さず見る人も。今日の私ってとびきり美人なのかしら、とその美人な姿を自分でも見なくちゃ、とデパートのショーウィンドーを見たら、が〜〜ん。ジーンズのジッパーが開いていて、花柄パンツが丸見え!」

チェックしてみました。私のジッパーは開いていません。

Friday, October 05, 2007

時間の流れ

久しぶりに時計が必要な日々が続いている。

秒刻みの生活って動物である人間には不自然だと思う。機械ならいいが、人間は自然のもっと大きな時間の流れの中で暮らすべきじゃないかなぁ。花だって、鳥だって、「太陽の動き」「季節の流れ」などの中で生きている。一秒一秒細胞レベルでは変化していても。

昔の日本人も大きな時の流れを大切にしていたが、今はあまりにも細かく時が刻まれている。どうして人間って大切な知恵を失ってしまうのだろう。

Thursday, October 04, 2007

お疲れですか?


トミー・リー・ジョーンズ、かなりお疲れですね。でも、この広告はなんだか東京を象徴している感じ。ライフフォースが感じられない人が多すぎる。

(ちょっと古いけど)朝青龍だってモンゴルの広大な土地で育っているから日本、しかも相撲界という閉鎖的な環境で心身共に障害が現れてしまうのは当然だと思うけど、それが理解できない人たちって悲しい。

「でも、ハワイからの力士だってそうじゃない?みんながんばってきているのよ。しかも、初期の外人力士なんてもっと大変だったと思うし」という友人。

そうかもしれない。だが、私にはなんだか分かるな。島と大陸とで大きな違いがあるのだと思う。そういう意味でもハワイ→日本では文化の違い、ライフスタイルの違いなどはあるけど、もっと深いところで繋がっているのでは。私の父も大陸育ちだから、日本人であることにいつもプライドを持ちながらも「引退したら大陸に戻りたい」と思っていたみたいだし、アメリカでの生活がとても体に合っていたようだ。日本に戻り、せこせこ働かざるを得なかったから51歳の若さで癌にやられてしまったのだ、と私は信じている。彼のDNAを受け継いでいる私だからなんだかんだアメリカを批判してもあの土地には魅了されるのだろう。

私は昔の仕事ばかり人生から解放され、新陳代謝も変わった。食べても食べても痩せる一方。本当は少し太りたいのだが、食べるものが全部エネルギーになってしまう。だから、痩せているが、超パワフル。(「お前は蟻女だ!」とよくビッグドッグに言われてしまうくらい力持ちよ。)

ストレスが溜まると体も食べ物をエネルギーに変えられなくなり、脂肪になっちゃうのよね。

Wednesday, October 03, 2007

騒音

顎が疲れた。
食べ続けているからというのもあるのだが、牧場での暮らしは実に静かなのに比べ、日本に来てからしゃべりまくっている。家族はおしゃべりだから実家にいてもしゃべりまくり、久しぶりの友人たちと会ってもしゃべりまくっている。

しゃべることが仕事だったのに、今は自然の音の中で黙々と働くことに慣れ過ぎてしまったようだ。

その上、東京の騒音で耳もなんだか疲れている。ああ、なんて軟弱な人間になってしまったのだろう。東京人って本当にタフだよね。

Tuesday, October 02, 2007

大満足

先週の金曜日から久しぶりの日本なのだが、雨がやまない。青空が恋しい。太陽が恋しい。

とうとう、昨日、具合悪くなってしまった。こんな頭痛も久しぶりだ。

だけど、どんなに身体の調子が悪くても食欲は衰えない。一日4食は軽くいける。何もかもが美味しい。アメリカだって、なんでも買えるがかなり探さないと見つからないものが多い。アメリカ人は味覚の幅が狭い人が多いのか、一般のスーパーなどには限られた種類の魚介類しかないし、海藻類は日本人が多い地域でないとなかなか手に入らない。それに比べ、東京はなんでも簡単にゲットできる。実家がある郊外でも。

土曜日は友人たちと駅近くの蕎麦屋でランチを食べたのだが、こんな近所の蕎麦屋、一生懸命出前のソバをスクーターに乗せているおっちゃんの脇を通りながら入った蕎麦屋でも都心の高級店のような手打ち茶蕎麦が食べられるのだ。しかも庶民的な750円で。ああ、幸せ。

そして帰り道に寄った豆腐屋も手作り豆腐の驚くほどのバラエティ!迷ってしまう。その先の壁の穴くらいしかない小さなパン屋はフランスに負けないくらいの美味しい天然酵母菌のバゲットがなんと一本200円で売っている。ううう、大満足。

日本に戻ってから、口が止まらない。そのうち胃がギブアップするだろうが、それまでは食べ続けるのだ〜!病気だろうがなんだろうが。