Sunday, May 17, 2009

農婦の日記

どのように園芸をするかによって人間の性格がよくわかる。

去年、巨大な野菜園を作り、最後の方は野放し状態になっていたジョンとロースの野菜園。今年はさらに倍増している。企画と準備に何日もかけて作った本格的で美しいガーデンだ。土もトラックで何度も運び、板でそれぞれのエリアに囲いを作り、ゴーファー取り装置も設置し、ゴーファー籠にそれぞれの植物を入れて植えている。きれいな藁のマルチで雑草から守り、チキンフェンスで鶏から守った立派な野菜園だ。その上、ちゃんとオートタイマー付きの給水システムも入れている。

彼らはとてもアカデミックにやっているのだ。「大きく美味しい野菜の作り方」などたくさんの本を読み、インストラクション通りにやっているようだ。

一方、マッケイン家は今まで草地だった彼らの家と果樹園の間を駆使し、いつくもの小さな農園エリアを作って、様々なものを植えている。葡萄がある西側にはL字にベリーを、北側のフェンス沿いにはイチゴ畑。南の角にはマッケインパパの手作りのゲートが。いくつものカットアウトのハートや太陽がキュートだ。(真ん中にはステンドグラスのサークルが入っていたが、「僕は大工が下手なんだ」というパパ、ちゃんとガラスがはまらなく何度も落ちるうちに取り除いてしまった。)ゲートの前はアーティチョーク畑。中央はトマトと瓜類。とても有機的に拡大しているガーデンデザインだ。

私のは有機的というより無企画な農園だ。元祖野菜園の土を改善し、そのまま利用するほか、イチゴ畑の周囲も今年は利用。そして、さらに、家の前にも野菜を入れている。ヘッジファンドならぬヘッジガーデンだ。

「どこがベストな環境かわからないからね。それに何本の植物が生き残るかわかならいし」とみんなに言う。あまりにバラバラで企画性がない農園だ。一番最後に苗を外に植えた私の植物たちは一番小さいが、みんなゴーファーから守る籠に入っているし、鶏に食い荒らされないようにちゃんと柵も作っている。

さあ、誰の野菜が一番おいしく育つだろう?楽しみだ。(自分のが一番貧弱だったら悲しいのだが。)

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