Wednesday, May 13, 2009

前線からの速報

ゴーファー戦争はデッドロック。先月買った「ゴーファー退治装置」が働いているようだ。ゴーファーたちは少しずつ家のまわりから離れているように見える。

「せっかくショットガンを親父から借りたのに!」とビッグドッグは残念がっているのだが、私はゴーファー退治装置を信じてさらに別バージョンを購入。

(日本にいる友人は「どこで見たか忘れたけど、ゴーファー駆除業者が強力な掃除機のようなものを使っている映像を見かけたことがある。ゴーファー穴に先を入れて、どんどん吸い取るの。ビデオでは信じられないほどのゴーファーが吸い取られていたけど、その後、どうやって処分したんだろう?」とメールしてきた。これもいいアイデアだが、自家用掃除機ではないはずだ。)

「うちの庭もゴーファーだらけだよ!」と先週末、突然訪れたビッグドッグの高校時代の友人、バディたちも言っていた。ビッグドッグが嬉しそうに銃でやっつけている話をするとワイフは苦笑。

「私も最初はそうだったけど、3年目になるともうどうでもいいから消したくなるのよ」と私は笑った。「ティナも3年間も庭を荒らされていたら、たぶん考えが変わるよ。」

バディとティナはサンディエゴの高級住宅地に住んでいる。
「今まではゴーファーなんていなかったけど、今年はみんなの庭がゴーファーの被害にあっているのよ。」
「草原だったところが住宅地やショッピングセンターに変わったりしている?」今までの住処がなくなり、住宅街に移動している可能性を考えた。
「そういうのはないけど、水不足のせいだと思う。」
南カリフォルニアの水不足は深刻な問題だ。どんどん増える人口、そして伝統的な芝生の庭などで地下水はなくなり、遥か遠くから持ってくる水も減っている。去年からいろいろ制限が下され、日中の野外での使用が禁止されたりしているがもう手遅れだ。
植物の根っこなどを食べるゴーファーたちは植物があるところを求めて住宅地に引っ越してきたってことだ。

「ゴーファーは水を飲まないから塩っからいクラッカーで殺せると聞いたわ」というティナ。不思議で残酷だけど、効果的かもしれない。

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