Wednesday, December 19, 2007

下の話

クリスマスデコレーションを作ったり、新しいマック&OSと戦う傍ら、昨日は大腸検査の準備デーだった。

「誕生日プレゼントだと思って」と笑ったドクター・マーは「大腸ガンは早期発見がキーよ。女性の間では3番目に多いガンだから、みんな検査を早めにやった 方がいいのよ」と教えてくれたけど、内心、ま、そのうちね、と思っていた。が、数年前に同じ検査をやっているビッグドッグにドクターの話をしたら「じゃ あ、僕が予約入れてあげよう!」と意気揚々とアポイントを取ってしまった。私が大腸の検査をするのがそんなに楽しいのかよ〜?

「検査そのものはなんてことないわよ」と経験者はみな語る。「準備の方が大変」

ビッグドッグの時は固形物の食べ物がないというのはかなり辛かったようだ。飴だったら赤いものじゃなければ大丈夫と言われていたので、彼はその唯一の固形 食品をガリガリ食べていたが、私は飴が苦手なので、特に何も用意していなかった。水やお茶だけで大丈夫よ。私はこういうことには我慢強いから大丈夫、と安 易に考えていた。

でも、ちっとも大丈夫ではなかった。もう夕方には数分置きにトイレに駆け込むのも、お尻を拭くのも(拭きすぎて、ヒリヒリになってしまった。ウォシュレッ トがあればなぁ)水分をあんなに取るのも・・・死にそうにうんざり。体中が水で膨れ上がっている感じだ。歩くとちゃぽちゃぽ音がしそう。夜にはもう食べる ことなんてどうでもいい。ドライアウトしたいだけだ。なのに、そういう気配はない。その上、昨夜は雨で何度も停電。

「んもう。東京なんてものすごい台風でも停電にならないのに。何、これ?ロスのインフラって意外とボロいのかしら?」と懐中電灯を片手に何度もトイレ往復を繰り返す私だった。

寝ている間に漏れたら(!)どうしよう、なんて考えているとなかなか眠れないが、今朝起きたら、おおおおお、何十年前のようなツヤツヤなお肌ではないか!顔がピカピカ。ツヤツヤ。顔色もめちゃいい。昨日の水責め拷問は美肌トリートメントになる、と記憶しておこう。

不安でしょうがなかった浣腸(アナルセックス好きな女性もいるが、私のあそこは一方通行)だが、昨日の拷問から比べるとなんてことない。そして、問題の大 腸検査はビバリーヒルズの落ち着いて、感じのいいクリニックで、とても素敵な女性ドクターにより実施された。麻酔もあったので、何をやられたかわからない 状態だ。で、特に「やられた」形跡もないし・・・

そこで、考えてしまった。もし、宇宙人に誘拐され、タブロイド記事で騒がれるアナルプローブを行われても麻酔を使っていればわからないんじゃない?もしかしたら、みんな誘拐され、プローブされているのかもよ。

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