Wednesday, September 12, 2012

ラ・ドルチェ・ヴィータ

わっはっは。料理チャレンジは拍子抜けに終わってしまいました。

ハッチとジェーンと彼らのトゥーンエイジャー(ティーンなりかけ)の息子ライは理想的なゲストでした。すでに何をしたいかわかったいて、ほとんど一日中出かけていたし、我々に頼らず、自立していたので本当にイージー。

朝食は自分たちでフルーツサラダを作っていたけど、フルーツなどだけでなく、なんとボウルまで持参。(我が家には彼らが好むサイズのボウルはないので、これは正解でした。)

そして、一緒にいる時は楽しく、知的で好奇心旺盛。しかも、中学生くらいの男の子って大人とあまり会話なんてできない子が多いのに、ライは立派に大人たちの会話にも参加。

日曜日からはまた静かな牧場。静か、というより人口が激減、と言った方がいいのかも。ハーベストシーズンの牧場はいつも忙しいのに、どういう訳か、ビッグドッグは急に内装装飾にも夢中になり、東京で荷造りしてから一度も開けていない箱から美術品や絵画、世界からの骨董品などを出しては飾っている。
「この額はマットが必要」
「ここにラベルをおきたい」
などなど。私の仕事も増えてしまう。

オフィスの片隅は既に労働搾取工場、スウェットショップと化している。今年やっと修理に出した古いミシンのまわりは生地の山々が。もう片隅は額縁やマット用紙。カウンターの上はどんどん大きくなる本やメモやマニュアルやリストの山。(その中には「今年中にやらなければならない」アイテムのリストが隠れているが、見ないようにしているのだ。)

「やらなければならない」ことは増える一方。片付けるより早く増える。でも、映像制作時代に学んだのは「プライオリティを決めて、順々にやっていく。どんなに大掛かりなことでも目の前の作業に集中してどんどん片付けていく」ことだ。幸い、制作と違い、もし全部できなくてもクライアントの怒りはないし、ギャラの割引もない。

いつもよりちょっと濃いブルーの空、いつもよりちょっとふんわりした太陽の日差しを楽しみながらの忙しい日々だ。ああ、これもラ・ドルチェ・ヴィータ!

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