Saturday, June 16, 2007

バットマン対忍者オバサン

コウモリバトルはまだ続いている。
軒の隙間に金網を詰めたのだが、まだ退治できていないのだ。

「まだいるよ」と先週、ビッグドッグはキッチンの天井を見ながら言った。屋根を登ると、何匹かのコウモリが金網に引っかかっているので、まず彼らを逃がすのに一苦労。ワイアカッターで金網を切りひらくのだが、どうしても逃げてくれないヤツも。
「早く、飛んでくれよ」といいながらワイアカッターで優しく押すといきなり歯をむき出し「キーーーー!」と私に向かって叫ぶのだ。

そして、もっと悲惨なことに、今度は屋根の上のソーラーヒーターのパネルの下にも大量に巣を作っているのだ。ホースの水力で押し出そうとしても親コウモリしか脱出しない。困ったもんだ。

去年、ウェブサイトからコウモリ小屋の作り方をダウンロードしてもビッグドッグは見向きもしなかったのに、とうとう彼もギブアップ。「設計図はどこだ」と聞くので、ページを見せてあげる。ベニヤ板で簡単に作れる小屋だ。

何をやるにもアシスタントが必要なビッグドッグは私をアシスタントにしたがるのだが、私は一人で作業をするタイプなので、二人ではなかなか小屋が作れない。

「違うよ。先に前の板を切った方がいいんだよ」「隙間もちゃんとコーキングしないと!」いちゃもんばかり言う私に飽きれてしまったビッグドッグはしまいに「勝手に自分で作れ!」と怒って消えてしまう。

完成し、キュートなコウモリのシルエットもスプレー。私は大満足だが、はたしてコウモリたちはどうなのだろう?

夕方、庭の水まきをしながらキッチンの上の窓のところを見ると、なんと数匹のコウモリが外側にぶら下がっている。またまた忍者オバサン出場だ。(もう、何度も屋根に登っているので脚立はそのままにしてあるのだ。)上がってみると、ぶら下がっているのが赤ちゃんコウモリだというのがわかる。まだうまく飛べない。仕方がないので、紙袋に誘導し、バットハウスまで連れていき、無理矢理押し込む。これで、親コウモリも入居してくれるといいのだが。

でも、今日、覗いてみると入り口近くにいる赤ちゃんコウモリは・・・蟻だらけ。ガ〜ン。これじゃ、誰が入居してくいれるのいうのだ!

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