Thursday, August 30, 2007

夏の終わり

昨夜、シーズン初の大雨が降った。稲光りと雷を伴うドラマチックな雨。乾ききっている原っぱとかは嬉しかったに違いない。そのお陰か、今朝は久しぶりに七面鳥軍団が家の回りに現れた。

去年の夏と秋は十数羽の野生の七面鳥の天下だったが、春になるとメスが急にいなくなり、そのうちオスたちも頻繁に現れなくなってしまった。巣作りしていたようで、夏になると、メスの一羽がヒヨコをつれてまた家のとなりのオークで夜を過ごすようになった。が、去年からの大人たちは今までどこへ行っていたのだろう?

愉快なオスたちは羽を目一杯広げ、翼の先を引きずりながらゆっくり歩く。その姿はまるで狂言師。果樹園の中に飛び込む奴らもいるのだが、自分から入ったくせに「出れない!出れない!」と大騒ぎする奴も。そんな騒ぎなんか完全に無視、露で瑞々しい葉っぱを夢中に突っつく奴。笑わせてくれる。

去年の秋頃から牧場の母家に母娘が同居しているのだが、その娘も今週から高校がまた始まり、日曜日にお父さんが住むアイスランドから戻ってきた。

ああ、季節の変わりだ。アンニュイになりたいところだか、秋が深まる前に手掛けなければならない作業がたくさん待っている。暖炉の煙突は先日掃除したし、絹園(奥の果樹園)のかんがいシステムも完了したが、これから擁壁を修理し、和歌園(真ん中のリンゴ園)と真珠園(前の方にある果樹園)にもかんがいシステムを入れなければならない。アンニュイになっている余裕なんかないのだ。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home