Tuesday, February 20, 2007

おや?

先週、やっとロスに戻ってきた。
どうして「戻る」という言葉をいつも使うんだろう。
東京にはもう家もないけど、行く場合は「戻る」。ロスのコンドミニアムには家具はダイニングテーブルと居間の孤独な椅子、日本から運んできたタンスくらいしかない。(ベッドもないのよ〜)だけど、ロスに「行く」のではなく、いつも「戻る」と言ってしまうのは何故?牧場だって、まだ我が家と言えるほどの家具もなにもないし、私物はほとんど箱の中だけど、牧場に「行く」時も「戻る」のだ。何故か。

私の言葉が無意識に家庭願望を表しているのだろうか。

しかし、「家」がないわりには家のメンテナンスをたくさんしているなぁ。参ってしまうぜ。ロスに「戻る」とバスルームの水道が少し漏れているのを発見。水道のハード(蛇口など)をこの際、取り替えてしまおう、と倉庫のように多きいHome Depotへ。普段なら巨大ウェアハウス・タイプのお店は店員が酷いので避けてしまうのだが、近くの小さな金物屋には求めていたものがなかったのだ。でも、今回はすんなり探していたものを見つけ、レジでも並ぶことなく、用がすんだ。レジのお姉さんも手際よくやってくれるのだ。
「Wow! どうして今日はこんなに速いんだろう」とつぶやくと、彼女は
「28番レジだからよ!」と笑ってくれた。なかなか感じ良く、キュートな女性だが、腕は左右とも入れ墨だらけ。で、右肩のところに漢字で「親」と書いてあるのだ。

「親?おや?オヤ?オヤヤヤヤ?なんだったの、彼女の入れ墨?」お店を出た瞬間、ビッグドッグと笑った。
「Parentのことじゃないよね?」
「まさか」

それにしても、勇気ある人たちだよね。読めない言語を掘ってしまうなんて!今までにも(特にミュージシャンやクラブ系の人たちの間で)間違った日本語、鏡文字の漢字、意味不明の偽漢字などをタトゥしている人を見かけているけど、みんな、疑わないんだろうか?間違っているとわかったら、どうするんだろう。

先日、テレビのニュースでオリンピックに向けて英語熱が急上昇している中国の「チングリッシュ」が取り上げられていた(珍グリッシュ?ごめん。オヤジギャグで。)一生懸命なんだけど、ちょっとしたミスでとんでもない意味になってしまうエセ英語。日本の「ジャップリッシュ」もよく取り上げられているが、日本人はわからない英語を入れ墨にはしないよね。それほどおバカじゃないよね??ね?

ジャップリッシュやチングリッシュを集めたサイトは既にあるけど、ヘンな漢字(またはヘンな日本語)の入れ墨コレクションのサイト、誰か作ってくれないかなぁ。

3 Comments:

Blogger momo said...

初めましてっ!
一回コメント入れたんですがちゃんと投稿されなかったみたい...。
以前私の周りでも、この「変な漢字tattoo」が話題になっていたことがありました。
文字通り「Kanji Tattoo」ってのもありました。笑えます。お楽しみください。

当人達のことを思うと、笑っちゃいけないとも思うのですけど、やっぱり...プププ。

8:43 AM  
Blogger bad-dog said...

コメントありがとう!!そう、日本の友人からもこのサイト、教えてもらいました。やっぱりあるのね!

momoさんのページも拝見。ウニバッグ、超かわいい!これらは売り物なのですか?

5:51 PM  
Blogger momo said...

お返事おそくなってごめんなさいー。売り物ですー。

10:44 AM  

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