Monday, June 23, 2008

ホット!!!からほっと

「シェル・ビーチは116度!」
「サンタマリアも新記録!」
「サンルイス・オビスポは113度でこれも新記録!」
毎晩、テレビのテレビの天気予報は大騒ぎ。

先週の中央カリフォルニアは記録的な猛暑に見舞われた。
通常、カリフォルニアの海岸エリアは一年を通して穏やかであまり変化のない気候に恵まれているのだが、先週は例外だった。火曜日から暑くなり、ピークの金曜日、牧場でも午前中で既に105度(摂氏40.5度)日中は110度くらいまであがっている。一つ山を超えたビーチエリアは全域が116度(46.6度)という信じられない暑さだった。

東京のラジオ番組をやっていたころ、猛暑が続いたある年「36度まであがったらパンツ一丁で放送するぞ!」とリスナーを“脅した”ことがあったが、大陸の猛暑に比べたら36度なんて屁でもない。我々も外の仕事をやめて家の中でぐったり。内陸から熱風が吹いてくるので窓も閉め切っていた方が涼しい。日が沈むころ、やっと少し涼しくなり、さあ、少し仕事を・・・と思うと実はもう夜の8時だ。暑さを喜んでいるのは葡萄たちだけだろう。海岸近くは葡萄には穏やかすぎる。ワイナリーが多い中央カリフォルニアだが、ほとんどが少し内陸の方だ。

「わ〜い!このまま続くといいね!」なんて話し合っていたのかも。
それにしても自然は強い。馬たちも平気で木陰のない原っぱで草をむしゃむしゃ。コウモリも蒸し風呂状態であろう屋根裏でごそごそ。アリたちも水がある場所を目がけてマーチ。人間ってなんて軟弱なのだろう。

「この暑さが続いたら、昼間メインの食事をして、長~いシエスタをとって、夕暮れから仕事しようね」
そう言っていたら、予報通り、昨日から徐々に涼しくなり、今朝は久しぶりに爽やかだ。ほっ。

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