Thursday, July 17, 2008

犬が消えると

猫がやってくる。山猫が。
次々と消えている小動物の行方がやっとわかった。

鶏を飼い始めた住人のジョンとローズ。日曜日、白昼の中、放し飼いをしているエリアから騒ぎが聞こえ、覗いたローズはビックリ。

「世にも大きなボブキャットだったのよ。真っ昼間なのに!鶏を口にくわえて逃げてったの!」興奮しながら牧場の住人たちに話していた。ローズは興奮のあまり長い尾っぽを見逃してしまったのだろうか?色とサイズからして、どうやらボブキャットではなくマウンテンライオンらしい。

数日後、ジョンは買ったばかりのペレットガンの練習をしていた。
「聞こえなかった?昨日、もの凄い鳴き声が延々と続いたけど」とビッグドッグに説明。「YouTubeで調べたら鳴き声は盛りがついたマウンテンライオンの鳴き声だったんだよ。ということは山からオス猫がどんどんやってくるかもしれないし、ローズは恐くて外を一人で歩きたくないと言っているんだ。」

マジックも、大食いのカイも、ヒステリックなペッパーもいなくなった今、牧場は猫たちの陣地になってしまったようだ。桃の木の下、道の真ん中、家の前とあちこちに山猫の糞が落ちている。今まで見かけなかった鹿も時々、山から降りてくる。牧場には大きな犬が必要だ。何匹も。ビッグドッグよりビッガーなドッグが。

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