Monday, August 15, 2011

台風一家一過

弟家族がやってきた。台風のように。移動に二日間、牧場で三日間。怒濤のバケーションってヤツね。

牧場で暮らすようになってからずっと来てもらいたかった。特に甥っ子に。都会じゃない場所での暮らしを体験してもらいたかった。自然についていろいろシェアしたかった。そんな願いがやっと叶ったのだが、こんなに短いバケーションになるとは思ってもいなかった。(サラリーマンライフを知らなすぎる私。)

お盆という時期の無情なくらい値上がりしている航空運賃から始まり、成田のターミナルを間違い慌てたり、台風で離陸が2時間遅れたり、乗り換えのサンフランシスコで乗り継ぎ便に間に合わなかったり、、、牧場へたどり着くまでも事件だらけ。

「ちっともエコじゃないけど、日本では運転できないような巨大なアメ車をレンタルする」という弟。やっとサンルイスの小さな飛行場に現れ、レンタカー屋にいくと恥ずかしいほど大きなSUVが待っていた。

車だけじゃない。彼は他にも「アメリカならでは」の体験を期待していた。4枚重ねのバーガーを食べる。巨大なキャンピングカーで想像を絶するような景色の国立公園でキャンプ。乗馬でグランドキャニオンを見る。小型飛行機を借りる。などなど。

「そんな時間ないよ」というと「じゃあ、とにかく肉を山ほど食べて、着るものさえ買えたらいいや」と。

たった三日間だったが、牧場近辺をドライブしたり、分厚いステーキを食べたり、航空博物館にいったり、自然の中のゾウアザラシやアシカやラッコを目撃したり、笑っちゃうくらい大きなバーガーを頬ばったり、牧場で遊んだり、1ドル75円のレートでサイズが合う洋服を買いまくったり、朝からソーセージやベーコンも山盛り食べたり、、、ぎゅうぎゅう詰めの三日間が終わる頃、カバンもぎゅうぎゅう詰め。同じくらい思い出も詰まっているといいな。

肉!

ニクッ!

肉肉肉、、、!(ここに登場しているのはほんの一部です。)