Friday, May 21, 2010

ビバ・ロスト・ヴェガス

20年ぶりのラス・ヴェガス。その時も20年ぶりのヴェガスだったなぁ。ヴェガスが一番似合わない一人として丁度いいペースなのかもしれない。人から聞いた話や読んだ内容で批判するのはよくないので嫌いなものも体験するのがポリシーだが、それにしてもこの20年の変化は凄まじすぎる。

なんだか砂漠の中のブレードランナーのようだ。ハイテクな部分もあるけど、ちょっとやぼったい。他国からの観光客で一見国際的だがソフィスティケーションがない。ディズニーっぽいレプリカが文化を代用する。

「80年代のマニラだよ!」ビッグドッグは歩道を塞ぐ東南アジア系の客引きを睨む。エスコートサービスのビラを観光客の顔に押し付けるところが懐かしい(?)笑えるほど長い(&大きい)カクテルを抱きながら歩くのは若者のユニフォームのようになってしまったダブダブの長い短パン(どこが「短」なんだ!)タトゥとピアスの男の子たち。中南米、中東、東アジア、アメリカ中部などなど世界中からの家族連れも目立つ。

しかし、なんと言っても最悪の変化はここ20年の都市計画。20年前は5分も走れば砂漠だったが今は延々と街が続いてしまう。見渡す限り、住宅街やショッピングセンターだ。

「でも水がなくなれば、巨大なゴーストタウンになってしまうよ」とビッグドッグは予言する。「アリゾナもニューメキシコもサウスウェスト全体が砂漠に戻る日が来るよ。」
「過去20年のペースからするとそんな遠い未来じゃないかも。」

2泊で充分だ。次はまた20年後?その頃はもうゴーストタウン化しているのかもしれないが。
早く地平線が展望できる砂漠へ向かいたい。映画『バグダッド・カフェ』の主題歌を叫びたくなるような。
あ〜ああ〜〜〜いあむ・こ〜〜〜りんぐ・ゆ〜〜〜〜〜〜

Saturday, May 15, 2010

あれから2年、、、

私を「おばあちゃん」にしてしまったアイダホの「インスタント・ファミリー」覚えている? (と過去のブログを読ませようとする私。)

(さあ、読むまで待つからさぁ~)

あのファミリーの長女が早くも出産。
ということは、私はもう曾ばば?!グレートグランマザー?!(血縁関係じゃないけど。)
(我が母はやっと7年前に祖母になったばかりなのに。)
ちょっぴりグレートになった気分。

Thursday, May 13, 2010

愛のトンネル

お口直しに、、、奇麗なお花でもいかが?





Wednesday, May 12, 2010

罪深き動物たち

カタツムリは牧場の端っこのヘムロック畑の中に逃がしてしまった。ヘムロックでやられてしまうか、カタツムリたちがヘムロックを食べて殺してしまうか。

やっぱりエスカルゴにはできなかった。期待していた方たち、ごめんね。

もう3匹ものゴーファーを殺している私だ。殺害にはうんざり。魂はもう充分に汚れている。これ以上汚さなくてもいい。

動物はどうして命を奪わないと生きていけないのだろう?(菜食主義だから大丈夫、、、じゃないのよ!植物だって尊い生命体だからね。)植物のほとんどは太陽と水と土の中の栄養だけで生きていけるのに。植物と植物を手伝う虫たちだけの地こそエデンの園だね。

Saturday, May 01, 2010

大脱走

何度も何度もテレビで放映される映画『大脱走』はアメリカでも頻繁にオンエアされる名作だが、毎日、庭に増える小さな土の山を見ると思い出してしまう。

「ちゃんと脱走してくれればいいのに。トンネルを掘って、土を外に出すだけじゃない。いや、それならまだいいけど、トンネルの中からお宝を狙い、奪うから最悪!」
憎らしきゴーファーども!

逆に脱走して欲しくないカタツムリたち。どういうチームワークと巧妙な仕業で成功したのか、今朝、キッチンにいくとあたりは脱走中のカタツムリだらけだ。うげ。戸棚の下、流しの中、壁もマイマイだらけ〜!慌てて(ビッグドッグが起きてくる前に!)一匹一匹、剥がしてはタッパーに戻す。幸い、カタツムリだ。あまり早くは逃げられない。

彼らはまたコーンミール収容所の中に監禁されてしまった。でも収容所の中の興奮はまだ冷めていないかも。