Monday, April 30, 2012

カワイイ・セラピー


「ちょっと、見に来て!」フェザーは私にいう。

またまた北カリフォルニアのアケータにきた我々はアービーとフェザーと3匹のネコの家にステイしている。

フェザーの後をおい、彼らの寝室にいくと、、、

「ね。メチャかわいくない?」フェザーはベッドを指差す。

スパズちゃんはベッドの中で眠っていた。赤ちゃんのように。ちゃんとシーツの端ををアゴの下にいれて。

「今日の“キュート”錠なのよ」彼女は説明する。
え?
私が首を傾げると彼女は説明する。
「女性は年とともに女性ホルモンを失い、それが骨粗鬆症とかにつながるけど、”超キュ~~~~ト”というシチュエーションに遭遇すると身体は自然に女性ホルモンを作るそうなの。だから骨粗鬆症予防にいいって訳。」
な~るほど。

「日本語でキュートのことなんていうんだっけ?」アービーは日本語にとても興味があるのだ。「コワイだっけ?」
「コワイはスケアリーという意味だよ。キュートはカワイイ」ビッグドッグは笑う。
「カワイイ」アービーはリピートする。
「そうか。私ももっとカワイイを日常に取り入れるべきかもね」と私がいうとBDは鼻で笑う。
「お前が?カワイイ?カワイイのカの字もないバッドドッグが?」大声で笑い出す。チッ。やなヤツ。
「彼女を見ろよ!着ているモノはいつもクロ。昔は黒いツナギ姿で葉巻をいつもくわえていたんだよ。」
「女性の葉巻がトレンドになるずっと前ね。」

しかし、思った。それが私の問題なのかも。もっとカワイイを取り入れる努力をしないといけないのかも。フェザーがいうように骨の為にカワイイ・セラピーを実践しようっと。

Sunday, April 22, 2012

新しいゴーファー


新しいゴーファーは、、、リスなのだ。

メキシカン・アドベンチャーも終わり、牧場へ戻るとなんとゴーファーではなく、彼らより大きく、悪く、賢いリスに荒らされまくっていた。

こいつらは可愛い木登りリスとは違い、巨大なトンネルを掘り、地面からどんどんニンジンなどの野菜を掘り出し、(たぶん)ゴーファーたちを脅かしているグラウンド・スクワールなのだ。今までは山を越えたロス・オソス・バレーの問題で我々の谷では他人事のように誰も気にしなかったのが、去年あたりからどんどん見かけるようになった。

リスとは思えないほど大きな図体をしている。可愛くない。だけどやたらヘルシーなのだ。食生活がいいのかも。

家の庭で暮らしているヤツなんか毎朝、フェンスで懸垂しているのだ!

「ねぇ、ねぇ、見てよ!」朝、コーヒーを飲みながら外を眺めているとリスが鉄さくからぶら下がっている。懸垂をしているように見えるのだ。
「ショットガンを持ってこい!」ドアのところで固まっているビッグドッグはささやく。
「クソ。」
22口径を持っていくころにはもうフェンスから下りている。

でも、ビッグドッグをじらすように、銃を降ろした瞬間またフェンスに飛び上がる。ビッグドッグがまた銃を上げるとかん木の中に飛び込み隠れる。や~い!や~い!

これから罠を取り寄せるのだ。で、いっぱい捕まえてリスの毛皮で帽子を作るんだ。肉はジャーキーにしようっと。今年のクリスマスプレゼントはリス・ジャーキー「スクワーキー」だ!な~~~んて夢見る今日このごろ。

ハッピー・アース・デー!