Saturday, November 18, 2006

禁煙

今週の木曜日から(だと思う)ハワイでは公共スペースが全面的に禁煙ゾーンになってしまった。今まではバーなどでは喫煙が許されていたのだが、今やオープンエアのバーやカフェでさえ禁煙ゾーン。バーで演奏するミュージシャンには嬉しいニュースかもしれないが、アメリカの禁煙ムーブメントはどうも行き過ぎてしまっているような気がする。「たばこを吸う人たちの医療コストを(我々の税金で)援助したくないから」らしいのだが、医療コストの援助だったら肥満による問題の方が大きいのでは?肥満税を考えればいいのに。

私にとってはどうでもいいことだけど、「喫煙オーケー」という飲み屋があってもいいと思う?特にアジアからの観光客がこんなに多いところでは。

でも、今回来てわかったのが、ドイツ人の多いこと!白人なので、一見北米大陸からの観光客だが、よ〜く見ると違う。例えば、中年オジサンが履いているサンダル。アメリカではレズビアンに人気のバーケンストック風のサンダルだ。アメリカ人のオバサンが履いてもオジサンは履かないよ。

ロスからの飛行機も80%がドイツ人だった。しかも、あまり英語ができないドイツ人。たぶん農家の人たちじゃないかなぁ。収穫も終わり、何もできない冬の間をハワイで過ごす。いいね。ただ、ドイツからはかなり遠い。カリブ海の方が近いのに・・・

あ、そう言えば、昔はみんなマイアミに行っていたらしいが、何人かのドイツ人観光客がギャングにカージャックされ、殺されてからはマイアミはドイツ人にとって「世界で2番目に危険な都市」になってしまった。(1番目はなんだっけなぁ。)

Tuesday, November 14, 2006

サーファーガールズ(ダイアモンドヘッド)

昨日、ハワイに住んでいる友人Nからブギーボードとロングボードを貸してもらったので毎日サーフィンやブギーボードができる!

今まではほとんど働かないサーファーだったNは最近はタイムシェアの営業マンとして活躍している。でも、ハワイっていいよね。ちゃんと仕事していても毎日4時くらいには仕事が終わり、夕方は相変わらずサーフィンしているし、休日にはパイロットのライセンスを持っている彼は飛んでいる。

早速、ダイアモンドヘッドのブレークへ連れて行ってもらった。
ああ、海が気持ちいい!カリフォルニアでもサーフィンは盛んだが、どうも私はあの極度に冷たい海に入る気にはなれない。カリフォルニアでサーフィンをやっている人たちはタフ!もう私にはそんな根性はない。ハワイやメキシコの暖かな海じゃないとダメ。

ダイアモンドヘッドの波は冬のノースショアよりかなり優しいので私のようなビギナーでも大丈夫。「ゴリラ立ち」する私は超かっこ悪い。ヘタなサーファーが大勢いないと恥ずかいが、ちょうどこの日、ハワイ大学のビギナーたちもいたので少々安心。彼らは発泡スチロールのボードを使っていたなぁ。
「あのボード、ビギナーにいいね。軽いし」というとNは笑いながら「Kookボードってみんな呼んでいるだよ」と教えてくれた。トンマボードでもいいよ、最初は。波に飛ばされ、頭に当たっても痛くない方が。

もちろん、ダイアモンドヘッドはビギナーだけでなく、うまい人たちも来ている。いろいろなサーファーたちを見ていると、二人のかっこいい女性が陸に上がってきた。ビキニがよく似合う、健康的な二人だ。日本人なのだろうか?観光客ではなさそうだが、国籍不明だ。日本から来ている若い女性たちは痩せ過ぎて不健康そうな人が多い。すぐに「観光客」というのが分かるが・・・なんて考えていると、彼女たちはボードを抱えて私の前を通る。

「うっそ〜〜〜!」ひっくり返りそうだった。なんと、彼女たちは親子だったのだ〜!娘はまだ幼さが残っている少女。お母さんもちゃんと「お母さん顔」だが、顔を見なければ、絶対に20代。なんてカッコいい親子なのだろう。思わずカメラを向けてしまった。

Thursday, November 09, 2006

アロハ!

約5年ぶりのハワイ。アメリカ西海岸と日本の間を行き来して育った私にとって、ここはある意味一番「自分らしい」土地だ。東洋と西洋の融合は観光客にとってエキゾチックなのかもしれないが、私にはとても普通で心地よい。だけど、ワイキキは・・・面白いところだよね。(正直、ノースショアのコッテージを借りられればよかったのだが、今回は車がない。ワイキキを離れると、どうしても車が必要になってしまう。ということで、アラワイ運河のそばの安コンドミニアムを借りているのだ。)

ワイキキにはキッチュな面白さが盛りだくさん。夜になるとカラカウア通りに娼婦たちやぽん引きが現れ、下品なお土産屋や怪しげな店もあちこちに散らばっている。米軍基地のお陰かな?最近のぴっかぴかの「高級リゾート」にはないリアルでちょっぴり薄汚い要素がたまらない。ディズニーランドというよりドリームランドだ。(そういえば、横浜のドリームランドってまだあるの?)

荷物が多いので(そう、トイレットペーパーでいっぱいだからね)空港からは市内バスではなく、シャトルを頼んだのだが、運転手はフランシスというかっこいいハワイアン女性。彼女は覚せい剤中毒から立ち直り、今は2つの仕事で5人の子供を養っているとか。その上、同じようにドラッグで人生をボロボロにしてしまっている人たちのためにリハビリのボランティアをやったり、コミュニティのためのボランティアを。パワフルで愉快なフランシスとの会話でラッシュアワーの混雑も気にならずワイキキ入り。なんだか、いいステイになりそうな予感。
の会話でラッシュアワーの混雑も気にならずワイキキ入り。なんだか、いいステイになりそうな予感。

Tuesday, November 07, 2006

バックパッカーといえば・・・

先日、あるパーティで旅行好きなカップルと話していた。
「本当に大好きよ。知らない国、知らない文化と触れあうのってたまらなく好き。でも、私たちはいつもツアーなんだけどね。だって、60過ぎてバックパックというわけにもいかないでしょ?」と奥さんは私に説明していた。

私は60でも80でも大丈夫だと思うのだが。若い頃、そういう旅をしていないで、いきなり60過ぎからスタートというのは難しいのかもしれない。

日記じゃないよ

日本語版はあまり日記風じゃないね。「何をしているのか」知りたかったら英語版をどうぞ。(「でも、英語を読むの面倒なんだもん」と友人はいつも言っているのだが。彼女の気持ちはよくわかる。私だって、小さなフォントでごっちゃと日本語が黒々と出てると、それだけでなんだかめげてしまうからね。でも、友人が私の英語を読むより、こうして私が日本語を書く方が面倒なのだ。特に私にとって。はっはっは。)

とにかく、牧場から北カリフォルニア、サンホアキンバレー、また牧場。それからロス、モハベ砂漠、またロス。という具合にガソリンはがんがん使っている。(現在、ロスの一番安いガソリンスタンドで1ガロン2ドル16セントです。)サンホアキンのニューマンという田舎町からは古いスポーツカーを牽引しながら牧場に戻ったのだが、牽引中は時速55マイルに制限されていて、そこでわかったのは時速55マイルくらいが燃費には一番いいということ。牽引していてもいつもよりかなり良かった。

さて、明日からハワイなのだ。いつもよりかなりの荷物がバックパックにギッシリ詰まっている。「ハワイの物価は高いから」ということでビッグドッグはトイレットペーパーを自分のバックパックにいっぱい詰めていた。
「これで足りるかなぁ。ま、いいか。足りなかったらどこかのホテルのトイレから借りるから」とブツブツ言いながら。
この、トイレットペーパーを「借りる」っていうのは何なんだ?使ったら返すつもり?いらねえよ。

バックパッカー精神はなかなか消えないのだ。いくつになっても。

Friday, November 03, 2006

大人のおもち

急に思い出したの。
10年ほど前、あるラジオ番組のスタッフと忘年会で浅草のすき焼きやに行った時のことを。スタッフの一人は 日本語を勉強中のイギリス人女性。ひらがなを習ったばかりだったので細い脇道を歩きながらあちこちの看板を読み上げていたら、
「え?なに、あれ?お・と・な・の・お・も・ち?大人のおモチ?どんなおモチなの?」

ネオンの小さい「や」が消えていたのだ。