Friday, December 28, 2007

運命に逆らおう!


今年は本当に災難の多い年だった。
「いつもは新しいチャレンジや冒険で刺激的なのに・・・」と思っていたが、災難の多いときは精神的チャレンジが多いだけなのかも。違う刺激なんだなぁ。

迷 信深い江戸っ子の母親と祖母の影響か、私も「罰」とか「縁起」などを信じるタイプ。子供のころから「お正月に起こったことがその年の方向を決める」と信 じていたが、元旦に牧場に行ったから今年は牧場での日々が多かったのだろうか?そして、外国(日本とアメリカ以外の国)に行くのが難しい年だったので、あ まり世界を見ていない年だ。

「今年はそういう年なのね。外国に行ったらダメなのかもよ」とコスタリカの盗難から戻ったときも思った。

だっ たら、年末年始もロサンジェルスか中央カリフォルニアでおとなしく過ごせばいいのに、チャレンジャーのバッドドッグは明日からメキシコだ!!どんな災 難が待っているのだろう?事故?病気?殺人?逮捕?いつも想像できないことが起こるので、今のうちアレコレ想像しておこう!(そんなことで厄払いになるの だろうか??私って単純なのか、単なるアホなのか?)

Wednesday, December 19, 2007

下の話

クリスマスデコレーションを作ったり、新しいマック&OSと戦う傍ら、昨日は大腸検査の準備デーだった。

「誕生日プレゼントだと思って」と笑ったドクター・マーは「大腸ガンは早期発見がキーよ。女性の間では3番目に多いガンだから、みんな検査を早めにやった 方がいいのよ」と教えてくれたけど、内心、ま、そのうちね、と思っていた。が、数年前に同じ検査をやっているビッグドッグにドクターの話をしたら「じゃ あ、僕が予約入れてあげよう!」と意気揚々とアポイントを取ってしまった。私が大腸の検査をするのがそんなに楽しいのかよ〜?

「検査そのものはなんてことないわよ」と経験者はみな語る。「準備の方が大変」

ビッグドッグの時は固形物の食べ物がないというのはかなり辛かったようだ。飴だったら赤いものじゃなければ大丈夫と言われていたので、彼はその唯一の固形 食品をガリガリ食べていたが、私は飴が苦手なので、特に何も用意していなかった。水やお茶だけで大丈夫よ。私はこういうことには我慢強いから大丈夫、と安 易に考えていた。

でも、ちっとも大丈夫ではなかった。もう夕方には数分置きにトイレに駆け込むのも、お尻を拭くのも(拭きすぎて、ヒリヒリになってしまった。ウォシュレッ トがあればなぁ)水分をあんなに取るのも・・・死にそうにうんざり。体中が水で膨れ上がっている感じだ。歩くとちゃぽちゃぽ音がしそう。夜にはもう食べる ことなんてどうでもいい。ドライアウトしたいだけだ。なのに、そういう気配はない。その上、昨夜は雨で何度も停電。

「んもう。東京なんてものすごい台風でも停電にならないのに。何、これ?ロスのインフラって意外とボロいのかしら?」と懐中電灯を片手に何度もトイレ往復を繰り返す私だった。

寝ている間に漏れたら(!)どうしよう、なんて考えているとなかなか眠れないが、今朝起きたら、おおおおお、何十年前のようなツヤツヤなお肌ではないか!顔がピカピカ。ツヤツヤ。顔色もめちゃいい。昨日の水責め拷問は美肌トリートメントになる、と記憶しておこう。

不安でしょうがなかった浣腸(アナルセックス好きな女性もいるが、私のあそこは一方通行)だが、昨日の拷問から比べるとなんてことない。そして、問題の大 腸検査はビバリーヒルズの落ち着いて、感じのいいクリニックで、とても素敵な女性ドクターにより実施された。麻酔もあったので、何をやられたかわからない 状態だ。で、特に「やられた」形跡もないし・・・

そこで、考えてしまった。もし、宇宙人に誘拐され、タブロイド記事で騒がれるアナルプローブを行われても麻酔を使っていればわからないんじゃない?もしかしたら、みんな誘拐され、プローブされているのかもよ。

Saturday, December 15, 2007

不思議な時間軸

昨日、寝る前に考えていたこと:
10日前、牧場に戻ってから、不思議な時間軸に嵌まったみたいだ。
時間の流れと自分の日常がまるで一致していない。私の時間は限りなくゆっくり流れているのに、実際の時間はがんがん進んでいる。なのに、妙にいつもの焦りもなく、のんびりと自分のペースを保っている。
ビッグドッグは「あとxx日…」と焦りながら生きるのが好きだが、私はそういう流れから脱出してしまった感じがする。本当はやることが山のようにあるのだが。

「コスタリカで何もかも盗まれたから、今年のクリスマスは縮小だ!みんなプレゼントなしだ!」と騒いでいるビッグドッグ。彼の家族には通じないのでは?と 私は手作りギフトに励んでいる。ジンジャーブレッドクッキー家族のツリー用オーナメント(茶色い皮製)とかハワイアンキルトっぽいスノーフレーク模様の鍋 敷き(なんて地味なギフトなんだろう!!)牧場の自然素材で作るセンターピース、秋に作ったジャムに貼るラベルなどなど。うまくいくもの、出来上がりに がっかりしてしまうもの。時間はどんどん過ぎるわりにはブツがなかなか進まない。だけど焦りがない。とても不思議だ。

日中は早すぎる刈り込みをしているのだ。Tシャツで!(夜はえらく冷え込むのだが。)今年の1月にやったばかりなので、かなり楽だが、相変わらず体は傷だらけ。猫と戦ったかの、と聞かれてしまいそうだ。