Sunday, July 24, 2011
Thursday, July 21, 2011
次回はチェだぜ
いったい何を思ってあんな写真をアップしてしまったのだろう?
バカじゃないの。
お約束します。くだらない写真は控えます。
もう、載せません。
千手観音か、せめてチェ・ゲバラくらいのものが現れないまでは。
バカじゃないの。
お約束します。くだらない写真は控えます。
もう、載せません。
千手観音か、せめてチェ・ゲバラくらいのものが現れないまでは。
Monday, July 18, 2011
Friday, July 15, 2011
マイ・ジャングルガーデン

私の畑はどうしてまとまりがないんだろう。何も考えずにあちこち、いろんなものが育っている。何がなんだかわからない。ジャングル状態だ。
マッケイン家の畑は雑草フリーの美しい畑だ。トマトやレタス、ネギなど品種別にちゃんと並んで育っている。ジョンとローズの大きな畑はトマトエリア、トウモロコシエリア、菜っ葉系エリアとそれぞれのセクションで育てられている。
味に影響はあるのだろうか?
去年は店で買った苗で大失敗したので今年はすべて種から育てているのだが、今までの中で一番生産的な畑だ。町で買わないといけないのは乳製品くらい?(来年の目標はヤギ、そしてチーズ作り?)



Thursday, July 14, 2011
来客シーズン到来
やってくる、やってくる!アプリコットだ!桃だ!次はネクタリン!そしてお客もどんどんやってくる。(牧場だけでなく、ここ一体が観光シーズンなので、町も普段見かけないような人たちで賑わっている。どうしてローカル人ではないとわかるのだろう?テンションが高すぎるから?しゃべりすぎるから?小綺麗すぎるから?)
動物たちも山から下りてきている。鹿の親子、数家族のうずら、野生の七面鳥。夕暮れ時にはフクロウのカップルがフェンスの柱でくつろぐ。昼間は鷹が。かわいいウサギも裏庭に住むようになってしまい、どうかつがいが見つからないよう祈っている。まだ山猫は見かけていないが、このまま夏日が続けば彼らも小川へくるんだろうな。
動物たちも山から下りてきている。鹿の親子、数家族のうずら、野生の七面鳥。夕暮れ時にはフクロウのカップルがフェンスの柱でくつろぐ。昼間は鷹が。かわいいウサギも裏庭に住むようになってしまい、どうかつがいが見つからないよう祈っている。まだ山猫は見かけていないが、このまま夏日が続けば彼らも小川へくるんだろうな。
Sunday, July 10, 2011
Friday, July 08, 2011
アーティチョーク物語
日本ではあまり見かけないアーティチョーク。アザミの一種で食用に改良された品種が栽培され、カリフォルニアでは春から秋にかけて店先に並ぶ野菜だ。生のアーティチョークは固い。葉っぱの先が針のようにとがって、刺さると痛い。よく茹でないと食べられない。食べるところも葉っぱの根元と「心臓」と呼ばれる一番底の柔らかいところだけだ。葉っぱとハートの間にはトゲトゲの「チョーク」があり、それを取り除かないといけない。地中海料理ではよく茹でたアーティチョークの中の葉っぱとチョークをくり抜き、肉などをつめてローストしたり、オリーブオイルで焼いたりというのもあるのだが、カリフォルニアスタイルの食べ方はただ茹で、葉っぱとハートをレモンバターかマヨネーズにつけながら食べるだけ。いたってシンプルだが、アーティチョーク本来の甘みと香ばしさが味わえる。
不思議なことに、カリフォルニアはアメリカナンバーワンのアーティチョーク生産地なのに安くない。
「一番好きな野菜なんだ」というジョン。サーフボードにアーティチョークの絵をデクパージュするくらいだからかなり好きなんだろうな。「でも、どうしてこんなに高いんだろう?」
そんなジョンとローズが最初に栽培し始め、我々も去年、アーティチョークの苗を数本購入。マッケイン家族も畑に数本植えた。
悔しいことに我々のアーティチョークはあまり実らない。なのに他のはかなり実っている。もっと悔しいことに彼らは何故か収穫せず、開花させてしまう。
左側が収穫時のアーティチョーク。右側のはもう開花しちゃったもの。
悔しいけど、私を慰めてくれるのは野生のアーティチョーク。

雑草の中でぐんぐん元気に育っている雑草だ。誰も取ったり食べたりしない。食用アーティチョークよりかなり手がかかるからね。市販されているものより小さく、固く、もっとトゲトゲしている。葉っぱの先は必ず切り落とさないと扱えないくらいだ。ゆっくり茹でるといい甘みが出るのだが、食べられる部分は葉っぱの下の香ばしく美味しい一かじりのみ。ビールのつまみによさそう。


トリミング後
巨大なチョーク

今年はハートをマリネしてみた。でも、バケツいっぱいのワイルドアーティチョークを処理するのは一日がかりの作業だ。準備して、延々と茹でて、葉っぱを落とし、普通のアーティチョークより巨大なチョークを取り除き、ハートの部分だけを集める。取り除いた葉っぱはブレンダーにかけ、こして、ワイルドアーティチョークスープに変身。香ばしく甘く、クリーミー!色もso pretty!
不思議なことに、カリフォルニアはアメリカナンバーワンのアーティチョーク生産地なのに安くない。
「一番好きな野菜なんだ」というジョン。サーフボードにアーティチョークの絵をデクパージュするくらいだからかなり好きなんだろうな。「でも、どうしてこんなに高いんだろう?」
そんなジョンとローズが最初に栽培し始め、我々も去年、アーティチョークの苗を数本購入。マッケイン家族も畑に数本植えた。
悔しいことに我々のアーティチョークはあまり実らない。なのに他のはかなり実っている。もっと悔しいことに彼らは何故か収穫せず、開花させてしまう。
悔しいけど、私を慰めてくれるのは野生のアーティチョーク。

雑草の中でぐんぐん元気に育っている雑草だ。誰も取ったり食べたりしない。食用アーティチョークよりかなり手がかかるからね。市販されているものより小さく、固く、もっとトゲトゲしている。葉っぱの先は必ず切り落とさないと扱えないくらいだ。ゆっくり茹でるといい甘みが出るのだが、食べられる部分は葉っぱの下の香ばしく美味しい一かじりのみ。ビールのつまみによさそう。




今年はハートをマリネしてみた。でも、バケツいっぱいのワイルドアーティチョークを処理するのは一日がかりの作業だ。準備して、延々と茹でて、葉っぱを落とし、普通のアーティチョークより巨大なチョークを取り除き、ハートの部分だけを集める。取り除いた葉っぱはブレンダーにかけ、こして、ワイルドアーティチョークスープに変身。香ばしく甘く、クリーミー!色もso pretty!

Friday, July 01, 2011
自分へもどる
日本の災害によりこれほど自分が変わってしまうなんて。被災もしていなければ、実質的な影響もないのだが、あれから自己表現したいという気持ちが消えてしまった。書くことも、描くことも、創作することも。あまりにも凄まじい破壊を見てしまったからだろうか?(しかも、すべてがテレビかコンピュータの映像!なんて軟弱な人間なのだろう!)日本へいけば、この妙な倦怠感が治るかとも思った。新しいパラダイムの中で再建のため働く人々に力づけたれるだろうと。古いやり方を捨て、革新的なマインドで結ばれた国民が一つになり、偉大なる挑戦に向かう姿に励まされるに違いないと。
甘かった。日本にいくと、事故直後に東電がどれだけ情報を隠していたかが話題になっていた。官僚たちは正しい情報を提供するより「混乱を防ぐ」ことを優先している。政治家たちの茶番劇も見せられてしまう。一部で何も変わっていない日本になんだか絶望してしまった。
ますますアンニュイが高まるだけだ。何かする意味なんてあるの?
カリフォルニアへ戻ってもなかなか牧場へは戻れない。大型トラックとの衝突事故でグシャグシャになってしまったトラックがまだ修理中だ。
「なにもかも死んでいるよ~」一日に何度も嘆く私にウンザリなビッグドッグ。
「たかが植物だろ。」
「ゴーファーも荒らし放題だよ、きっと。」ビッグドッグは畑のことなんて気にならないけど、ゴーファーのことを言えば、早く牧場へ戻りたくなるのでは?
「どうすればいいんだよ。君は日本にいったりしているけど、俺はずっとロスだぜ。」
「牧場に戻れないんだったら、日本にいればよかった。」
お互いイライラの毎日だったが、なぜレンタカーしないの?なぜ電車でいかないの?なぜ人数分よりたくさん車を持っている家族から一台借りないの?突っ込みたいところばかり。だが、突っ込む気力さえもない。
しかし、牧場は我々なしでもちゃんと生きていた。小さな苗は死んでしまっていた。温室もアリとアブラムシだらけだ。イチゴも実が少ないし、サクランボは一つも残っていない。水不足と気温上昇からとうが立ってしまったものも少なくない。ゴーファー活動も激しかった。だが、思ったほど荒らされていない。生きていてくれた植物も多く、とても元気なヤツもいる。夏の畑はバラバラに植えた野菜類、自然に生えているルッコラやチャードと雑草のジャングルだ。
社会なんかから勇気づけられると思っていた自分が間違っていた。私のパワーの源は自然しかない。また自分に戻れそうな気がしてきた。
甘かった。日本にいくと、事故直後に東電がどれだけ情報を隠していたかが話題になっていた。官僚たちは正しい情報を提供するより「混乱を防ぐ」ことを優先している。政治家たちの茶番劇も見せられてしまう。一部で何も変わっていない日本になんだか絶望してしまった。
ますますアンニュイが高まるだけだ。何かする意味なんてあるの?
カリフォルニアへ戻ってもなかなか牧場へは戻れない。大型トラックとの衝突事故でグシャグシャになってしまったトラックがまだ修理中だ。
「なにもかも死んでいるよ~」一日に何度も嘆く私にウンザリなビッグドッグ。
「たかが植物だろ。」
「ゴーファーも荒らし放題だよ、きっと。」ビッグドッグは畑のことなんて気にならないけど、ゴーファーのことを言えば、早く牧場へ戻りたくなるのでは?
「どうすればいいんだよ。君は日本にいったりしているけど、俺はずっとロスだぜ。」
「牧場に戻れないんだったら、日本にいればよかった。」
お互いイライラの毎日だったが、なぜレンタカーしないの?なぜ電車でいかないの?なぜ人数分よりたくさん車を持っている家族から一台借りないの?突っ込みたいところばかり。だが、突っ込む気力さえもない。
しかし、牧場は我々なしでもちゃんと生きていた。小さな苗は死んでしまっていた。温室もアリとアブラムシだらけだ。イチゴも実が少ないし、サクランボは一つも残っていない。水不足と気温上昇からとうが立ってしまったものも少なくない。ゴーファー活動も激しかった。だが、思ったほど荒らされていない。生きていてくれた植物も多く、とても元気なヤツもいる。夏の畑はバラバラに植えた野菜類、自然に生えているルッコラやチャードと雑草のジャングルだ。
社会なんかから勇気づけられると思っていた自分が間違っていた。私のパワーの源は自然しかない。また自分に戻れそうな気がしてきた。